2021.11.13 高P連 家庭教育学級(講師:大塚玲子氏)

令和3年11月13日、京都市立高等学校PTA連絡協議会 Zoomによる家庭教育学級を銅駝美術工芸高校で開催致しました。

・テーマ コロナ禍で変わる学校~これからのPTAを考える~
・講師 記者 大塚玲子氏

著書「PTAをけっこう楽しくする本 」「さよなら、理不尽PTA! ~強制をやめる!PTA改革の手引き」

ご自身も高校3年生のお子さんのお母さんで、実家暮らしの『定形外家族』とおっしゃいます。
お子さんの幼稚園時代にPTA活動に参加したことをきっかけに、ご自身の体験や取材などを通して、大塚さんの考えるこれからのPTAについて講演いただきました。

『前例踏襲による目的忘却』、『強制(意思を尊重しない)だから楽しくない』、『学校の1部だと言う誤解』、『参加者の男女比』など、今私たちが抱える問題や気付かなかった事を取り上げてのお話し、また、Tへの取材で得られた先生方の本音の部分もうかがうことが出来ました。

私たちが良かれと思ってついついやってきてしまったことについても次のようなお言葉が。

『先生は常にお忙しくされているんだからPから無理に関わらなくても良いのではないか?』
『学校の公的予算不足を補うためのPTAからの援助は、いつまでたっても学校が十分な公的予算を確保することに繋がらない。本当にやらなければいけないのは、「学校に予算を」「先生の負担減少」と声をあげること。』

これは目から鱗でした。
他にも

『普通のボランティアとして全うな人集めをしてはどうか?活動の見直しをアピールし、集まった人とお金で出来ることをする。』

などなど。

参加者の多くは刺激を受け、閉会後にもLINEなどで意見を交わし合いました。
高Pだからこそ、あっという間に過ぎてしまう3年間だからこそ、問題を先送りせず改善できるところは迅速さを心掛けたいと感じました。

(高P連会長)