2022.8.26、27 第70回 日本PTA全国研究大会 山形大会

8月26日、27日に、第70回 日本PTA全国研究大会 第54回 日本PTA東北ブロック研究大会が山形県にて開催され、京都市PTA連絡協議会から5名が参加しました。

初日の分科会では、「GIGAスクール構想で育むメディア・リテラシー」と題して、信州大学教育学部 准教授 佐藤 和紀 氏の講演や、地元のPTA会長や学校長、文科省の担当者等によるパネルディスカッションが行われました。令和の日本型学校教育の実現には、ICTの活用が不可欠。その際に必要となるのがメディア・リテラシー(情報活用能力)。「スパゲッティの木」の動画視聴や「バームクーヘンの天日干し」の記事を読みながら、子どもたちのメディア・リテラシー育成の重要性等についてお話を聴き、また参加者同士で意見交換しました。急速に発達する情報社会において、教育現場ではどのようにメディア・リテラシーが育成されているか、また保護者が果たすべき役割とは何かなど、非常に興味深い内容で、学びの多い時間となりました。

2日目の全体会では、山形交響楽団 創立名誉指揮者 飯森 範親 氏の記念講演会があり、世界で活躍されている飯森氏の、自身のこれまでの歩みを交えた、演奏を通じて感じる人とひととのつながりについて、お話を拝聴しました。講演会に引き続き、記念演奏会が行われ、有意義なひとときを過ごすことができました。

3年ぶりのリアル開催、全国各地から約6500名が参加した今大会は、大会スローガンである「人とひとのつながりを体感しよう!」をまさしく体現した、活気溢れるものでした。レジリエンスのあるPTAに向け、ここでの学びを共有し還元していきたいと思います。

後日、大会のダイジェスト版がオンデマンド配信される予定です。ぜひご覧ください。