小P連はぐくみコラム「一語一絵」2月(令和3年度)

近頃の話題と言えばやはり北京冬季五輪ですね。

残念ながら京都市出身の選手は今回の冬季五輪にはいませんが,かと言って京都市にはスポーツ文化が根付いていないかと言えばそんなことはありません。

冬季五輪で活躍した宮原知子さんやタレントとしても有名な本田望結さんは京都市出身のスケーターです。そのほかにも有名なスポーツ選手を探すと大勢います。

ラグビーワールドカップで活躍した松田力也選手(白川小学校),J1に昇格した京都サンガF.C.のチョウキジェ監督(大原小学校),アーティスティックスイミングのメダリストの奥野史子選手(龍池小学校),昨年の女子車いすバスケットのパラリンピアンの柳本あまね選手(乾隆小学校),引退していますがプロテニスプレーヤーの伊達公子選手(鷹峯小学校),プロ野球キャッチャーで選手会会長もした炭谷銀仁朗選手(葵小学校)など探せば切りがありません。

昨年の東京五輪では,多くの京都市立学校出身のオリンピアンが活躍しました。
(野球,陸上,柔道において見事,メダルを獲得)

彼らの多くは,市立の小学校から市立の中学校に進み,生徒会長をした人もいます。

このように小さい時からその種目だけのエリート育ちではなく,いろいろな経験をしながら成長していく,こういう両立の文化が京都市には息づいています。

様々な経験が子どもの成長には必要なんですね。

(京都市教育委員会生涯学習部 首席社会教育主事)