2022.3.16 室町小学校おやじの会・PTAバルーンリリース

コロナ禍で子どもたちに何もしてやれないもどかしさをずっと感じていました。

「私たち大人は何をしてやれるんだろうか?」
子ども時代の2年間は貴重で取り戻せないものです。
もう歩みを止めたくない!知恵を出し合って、今できること・・・

そうだ!バルーンリリースだ。

6年生卒業に合わせてなんとか開催ができました。

 

当日は真っ青な快晴。
色とりどりのバルーンに大人も心が躍ります。

6年生が手にたくさんのバルーンを持ち一斉に離したとき、見守る下級生も歓声をあげて、飛び跳ねて喜びました。
子どもたちは、空にたくさん上がっていく風船にいつまでも手を振って、その行方を見つめていました。

何とか子どもに思い出を残してやりたいという大人の熱い気持ちだけでしたが、いろんな条件をクリアして、子どもたちに圧倒的な感動を体験させてやることができたのではないかと思います。

※バルーンリリースは環境に配慮し、バルーンリリース協会のガイドラインに従って実施しました。

   

「そうだよ!これだよ!これがPTAだよ!」

おやじの会とPTAの共催で開催しましたが、コロナ禍で私たちも見失いそうなPTA活動の意義を改めて感じ、胸に熱いものがこみ上げました。

 

そしてこの話には続きがあります。
このバルーンはなんと愛知県常滑市の小学校に着陸したのです。

バルーンに付けて飛ばしたメッセージと花の種をご覧になり、後日愛知県の小学校から連絡がありました。
「花の種を大事に育てます」と。

愛知県は、6年生が修学旅行で訪れた場所だったのです。
その愛知県の子どもたちに種が届くとは!!
夢のある話です。

子どもたちの中で想像もたくさん膨らんだようです。
いつまでも、このワクワクした気持ちを持っていて欲しいですね。

(室町小学校PTA 令和2年度会長)

おまけ:糸は環境に悪影響を及ぼすので、風船に直接、種が仕込まれたメッセージカードを付けて飛ばしました。