2023.10.27 幼P連役委員会・研修会
10月27日(金)、幼P連役委員が集まっての役委員会が開催され、社会教育部担当園長、生涯学習部の方々にもお集まりいただきました。
まず、各係の方より来年度へも続いて使用出来る「ようちえんすごろくマップ」についての報告や、ノーテレビ・ノーゲームデーの日に取り組む「できたよカード」の名称の再考など、意見を出し合いながら話し合いが行われました。この2項目は担当により引き続き検討されます。
また、令和5年11月27日予定の教育懇談会で幼P連から教育委員会に伝える内容について、骨子案をもとに内容確認がありました。
そして、役委員会終了後、学校歴史博物館の学芸員の方から京都市立幼稚園の調査と研究をお聞きしました。内容は以下の通りです。
京都市立幼稚園について、
①隣接の小学校及び地域と非常に密接な関係をもっている
これは、世代間対話の機会が充実する機会となっている。世代間対話は、持続可能な社会(世界)を創造する際の不可欠な行為であり、未来を生きる子どもたちにとって幼稚園でその経験ができることは素晴らしい。
②幼児教育実践の研究をきわめて重視している
先生が研究熱心、つまり「学び続けることを体現する」態度を持っておられるので、子どもに学び続ける事の大切さを伝える機会になり、未来を創る子どもたちが、幼稚園で自然と学びたいという意欲を持てる経験を積めることはこれからの人生の財産となる。
③子どもの自由・個性を重んじている
先生の柔軟な態度は、子どもにもその考え方や態度(他者=多様性の尊重)が伝達する契機となる。そういった幼稚園の中で育つ子どもたちはさらに多様性が進む社会の中で、個を認め支え合うことの大切さを知る成長を遂げる事ができる。
この後、学校歴史博物館の見学を行いました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
(幼P連)
※館内の写真はすべて学校歴史博物館より提供していただきました