2022/2/16 中P連親まなび委員会オンライン全市交流会

親まなび委員会では、京都市教育委員会生徒指導課副主任指導主事の向段新先生をお招きし、「令和の教育が目指すところ~未来を切り拓く子どもたちを育むために~」というテーマにてお話いただきました。参加者からの質問にも身近な例をあげて答えていただき、たくさんの子育てのヒントをいただけたように思います。

子どもを取り巻く環境が変化する中で、私たち大人は現状を本当に知っているのかという先生の問いかけから様々な角度によるデータを提示いただき、物事の見方が思い込みや一方向で解釈していことが多くあることに気づかされました。

もはや親世代と同じ育ち方はできない子どもたち。生れた時からネット(スマホ)のあるデジタルネイティブ世代の価値観を知ること、また大人が協働する姿を子どもに見せていくことが大切とも教えていただきました。PTA活動も子どもに協働することの価値を伝えるよい機会となっているのではないかと思います。

予測困難で前例がない時代に、議論を交わし、模索し、折り合いをつけながら、新しい方法論を見つけていくことがこれからの課題であり、それには「大人のゆとりが何より肝心」「一人で抱え込まず、共有する」というメッセージは温かく心に響きました。

今回は約50名の親まなび委員が参加しました。それぞれに感じたことを各支部に持ち帰って皆さんと共有いただけると幸いです。

(中P連親まなび副委員長)